終日企画

“自称物書き”のブログ

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穏やかなる死を


 空を見上げれば星があった。
 寒空の下。日が昇るような時間帯。
 果ての空には陽光の温かい色があり、なにもない白が狭間に、そしていまだ夜を残す黒の中にいくつもの星が見えた。
 都会では星が見えない。
 なんでも、街の明かりが星の明かりより強いため、人工の光にかき消されてしまうからだそうだ。
 自分がいた場所では、夜空には星がつきものだった。
 だからひどくなつかしい。
 小さい時に見たっきりの、あの懐かしい星空があった。
 
 ―――それもやがて、消えてしまう。


 少女はなにかを掴もうとしたのか、薄く開いた瞳の先には空があり、かろうじて動いたであろう右腕は空へと向かってのびていた。
 
 

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ひさびさに


黒い部屋

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でろでろ二次創作


でろでろ二次創作


後ろからついてくる暗闇。

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擬人化?



 少年は急いでいた。
 現在中学二年生の彼は、一見少女ともとれるほど華奢だった。
 手入れをめったにしない髪の毛は長く、クラスの友達にも女の子なんてからかわれる。
 顔立ちは細い。瞼は二重で細面ながらも瞳は大きく、鼻筋は控えめだ。
 鎖骨が強調される白いシャツに黒いジャンパー。
 青色のジーンズは姉のお古で色あせていて、財布と繋がっている銀色の短いチェーンが走るたびに小さくゆれる。
 時刻は二時。
 待ち合わせの時間は一時半で、三十分の遅刻だ。
 どうやって謝ろうと考えて、根が真面目な少年は正直に理由を話して、その上でちゃんと謝ろうと考えた。
 路地をいくつも曲がり大通りに出た。
 待ち合わせ場所である駅前の時計台が見えた。
 その下に待ち人の姿も見える。
 相手は気づいていない。
 待ちくたびれたのか、待ち合わせの相手は片手で文庫を持って、およそ読んでいるとは思えない速度でページをめくる。
 器用に片手でページをめくるその相手を、これ以上待たせてはいけないと、少年はラストスパートをかけた。
 それはまるで運命のように。
 いつも、一度変わったらなかなか変わらない信号がちょうど青になった。
「おーい」
 声を出す。
 その声が届いたのだろう。ページをめくっていた少年の手が止まり、辺りをきょろきょろと見た。
 視線が、重なる。
「―――」
 相手がなにかを呟いたが、まだ聞こえる距離ではない。
 信号を渡り、時計台まであと少し。
 少年は息を切らしながらも、相手の名前を呼んだ。
「いとー。伊藤ーっ!」
 伊藤と呼ばれた相手が本をポケットにしまい、歩き出す。
「よお、加藤」
 相手の声が聞こえた。
 少年、伊藤は待ち合わせ相手である加藤の前に止まると、膝に手をついて呼吸を繰り返す。
「はぁ、はぁ、はぁ。ご、ごめん……寝坊した」
「寝坊、寝坊か―――ていっ」
 ごん! と、周囲の人が思わず目を向けてしまうような音が、伊藤の頭から鳴った。
「がへふっ」
「てめぇ、自分でいった待ち合わせ時間も守れずに、その理由が寝坊だと?
 寝すぎかこら。死ね、死んでわびろ」
 ごんごん! と連続で鳴る。
「や、ふぇ、ふぇ」
 振動のせいでやめてとちゃんと発音できない伊藤。
「まぁいい。昼飯奢りでチャラにしてやる。ほら、行こうぜ」
 加藤が手を伸ばし、頭をさすっていた伊藤がうんと頷いて手をとった。
 伊藤と加藤。二人は同じ中学のクラスメイトで、友人で、恋人。



短すぎますが、まぁ「こんなの書きたい」っていう感じで書いてみただけなのでこんなものかと……。
えぇっと、ショタ物? 伊藤と加藤っていうか、伊藤×加藤。いや、性格には加藤×伊藤ですね。
弱気だけど主人公な伊藤君と、いつも強気な加藤君。
中身で加藤君のことをずっと相手などと書いていたのは、まぁ彼女との待ち合わせとか思わせるための伏線とでもいいましょうか。

加藤 加藤彰浩
あきとか、ひろとかあだ名で呼ばれます。
健康的な肌の白い少年で、身長は百五十センチぐらい。
顔立ちや見た目は一見少女にしか見えないが、遊びまわる姿はやんちゃな少年そのもの。
四つ歳の離れた姉がいて、彼の衣服は基本お下がり。
作中で描写してませんが、ジーンズの丈をあわせてないので大きくめくってます。


伊藤 伊藤忠道
こちらもただとか、みちとか、名前をわけたあだ名で呼ばれます。
二人は人前だと苗字で、二人きりになるとあだ名で呼び合います。
あきとは対照的な健康的な日焼け肌で、瞼は一重で瞳は鋭く。伸ばした髪はポニーテールにしてます。
運動部に所属しているため程よく筋肉の付いた体。
ぶかぶかの衣服を好んで着て、上着は文庫本が入るぐらいゆったりとしたポケットのものを着用している。
右利きで、片手で器用に文庫本をめくれる。速読の使い手で、三百ページの文庫本なら二十分ぐらいで読み終える。

まぁ、なんとなくここまで書いてますが、あれです。イトーヨーカドーの擬人化ですはい。
―――失礼しました。もっとギャグを勉強します。orz

いちおう、軽く設定考えたし、もう少しキャラを作ったらちゃんとした短編を書いてもいいかもしれません。
そっち系描写はなし。二人の少年の、ひと夏の淡い思い出……的なものを。

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